今年で10歳になった息子の誕生日プレゼントですが、ずっと「ゲーミングPCが欲しい」とリクエストされていました。
それまでは中古のノートPCで頑張って「MINE CRAFT」とか「Cities Skyline」をプレイしていたのですが、さすがにスペックが足りなくてフラストレーションが溜まりまくっていた様子です。
と言うわけで(国からの給付金も入ったことだし)息子専用のPCを組み上げることにしました。
今回の合計金額は約8万円。給付金内に収まったうえ、約2万円ほど余りました。さすが私。
では、さっそく今回のパーツをご紹介。
- 小学4年生が使う自作PCパーツ一覧
- PCケース:舞黒透
- CPU:AMD Ryzen 5 3600 BOX
- マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (B450 AM4 MicroATX)
- メモリ:CFD W4U2666CX1-8G (DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組)
- グラフィックボード:MSI Radeon RX 550 4GT LP OC (Radeon RX550 4GB)
- ストレージ:SSD/Apacer AP240GAS340G-1 (240GB)
- 電源ユニット:玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+
- モニター:ASUS ゲーミングモニター 24インチ VP248H
- キーボード:HOKONUI ゲーミングキーボード ZK-G038
- マウス:【最新版】 ゲーミングマウス 光学式 usb有線 マウス X9 7色LEDライト 高精度ターゲティング 6段調節可能DPI 7ボタンカ 両利き使用対応 手首の痛みを予防 PUBG/荒野行動対応
- OS:Windows10 Pro
- おまけ:デスク/IKEA MICKE ミッケ/カラー:ホワイト, ライトターコイズ, 105×50 cm
- 小学4年生が使う自作PCまとめ
小学4年生が使う自作PCパーツ一覧
今回はドスパラ+Amazonのハイブリッドで一式揃えました。
※一式とは言葉通り、PC本体とモニターとキーボードとマウスです。
PCケース:舞黒透
スペック | |
---|---|
対応マザーボードサイズ(規格) | MicroATX / Mini-ITX |
外形寸法 | 186×360×377mm |
拡張スロット | 4 |
5インチベイ数 | 1 |
3.5インチベイ数(内部ベイ) | 2 (内1ヶ所は2.5インチベイと排他) |
2.5インチベイ数(内部ベイ) | 1 |
付属FAN | [背面]LED 80mmファン×1 |
搭載可能FAN | [前面]120mm×1 or 80mm×1 [背面]80mm×1 |
前面端子 | USB3.0×1 / USB2.0×2 / HD Audio |
対応CPUクーラー(高さ) | 145mm |
対応ビデオカード長(最大) | 315mm |
ケースの片側がアクリルパネルになっているため、内部が透け透け。
LEDで光らせたファンを見せたいがために、選びました。
背面のファンは最初から付属していたもの。1カラーのLEDなのでいささかゲーミング感が足りないのですが、そのうち交換するかもしれません。
ドスパラでは2,890円(外税)という安価な値段ながらも、組み上げる際の取り扱いが非常に楽。
電源やUSBソケット周りはフロントトップにあるため、子供でも扱いやすいです。
ちなみにPCは床に直置きしない派なので、机上に置けるサイズを選びました。
購入先:ドスパラ
CPU:AMD Ryzen 5 3600 BOX
スペック | |
---|---|
ソケット形状 | Socket AM4 |
動作クロック | 6 |
コア数 | 4 |
スレッド数 | 12 |
TDP | 65W |
グラフィック機能 | 無し |
付属FAN | [背面]LED 80mmファン×1 |
以前、私がドスパラで購入したセットとまったく同じCPU+マザボを選びました。
これを選んだ理由は「販売価格」です。
ちなみにAMD Ryzen7以降の上位モデルではリテールクーラーにLEDが搭載されています。
AMD純正のCPUクーラー単体でも販売されていますが、それだけで1万円近くするので「どうしてもAMDが良いんだ!」とこだわりが無ければ、別途Cooler MasterのCPUファンでも良いのではないでしょうか。
購入先:ドスパラ
マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (B450 AM4 MicroATX)
スペック | |
---|---|
ソケット形状 | Socket AM4 |
チップセット | AMD B450 |
対応メモリ | DDR4×4 |
サポートメモリ | DDR4 3200(O.C.)/3000(O.C.)/2800(O.C.) 2666/2400/2133 |
メモリ最大 | 64GB |
フォームファクタ | MicroATX |
チップセットがB450のASUSマザーボード。
マザボの端の黄色い下地にTUF GAMINGと書かれている部分がありますが、ここにレインボーカラーに光るLEDが装備されています。
このLED、あまりにも端っこ過ぎて光るのが控えめ。
いかにもゲーミングPCって感じではないので、いささか物足りない気もします。
ただこのLEDの便利なところは、電源を入れただけでマザボに通電していることが分かるので、それは気に入っています。
なお今回のマザボは本来、AMD Ryzen3000番台のCPUを載せるのであれば、BIOSを更新しなければ動作しません。
しかし、BIOSアップデートをする場合、2000番台以前のCPUがないとできないというトラップがあります。
今回購入したCPU+マザボのセットでは、すでにBIOSが更新済みになっているので、何も考えずにCPUを載せられます。
ちなみにBIOSが更新済みの場合、マザボの外箱に写真のようなシールが貼ってあります。
メモリは後々、1枚/8GBを増設するつもりでいたので4スロット。(2スロットだとメモリ交換になる)
今回のマザボでは4スロットなので、内臓SDDを固定する場所が底部一択になります。
もし、SSDやHDDを舞黒透で固定する場合は、メモリが2スロットのMicroATXマザボを選びましょう。
購入先:ドスパラ
メモリ:CFD W4U2666CX1-8G (DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組)
スペック | |
---|---|
容量 | 16GB (8GBx2) |
規格 | DDR4-2666 |
速度 | PC4-21300 |
今も昔もメモリは相性があると思っているので、評判と値段だけで選びました。
2枚セットで6,800円(外税)という安さ。
メモリの中にはLEDでピカピカ光るカバーが付いているものもありますが、それだと3千円くらい高いので息子が欲しがったら増設分はピカピカ光るものにします。
マザボのメモリスロットは片ラッチ。すんなり入ったのと、きちんと認識されて安定した動作なので、ノンLEDでカバー付きならこのメモリはオススメです。
購入先:ドスパラ
グラフィックボード:MSI Radeon RX 550 4GT LP OC (Radeon RX550 4GB)
スペック | |
---|---|
チップ | Radeon RX 550 |
接続 | PCI Express 3.0 x16 |
メモリ容量 | 4GB |
メモリ種類 | GDDR5 |
メモリバス幅 | 128bit |
コアクロック | 1203MHz(ブーストクロック) |
メモリスピード | 6000MHz |
モニタ出力 | DL-DVI-D×1 / HDMI2.0×1 |
冷却 | FAN |
補助電源の有無 | 無 |
サイズ | 170×68×38mm |
NVIDIAかRadeonの二択になるわけですが、問題はプレイするゲームによって選ばなければならないこと。
フォートナイトやAPEX、VALORANTと言ったFPSゲームをプレイするならば良いグラボが必須ですが、マイクラとCities Skylineであれば一般的なグラボよりちょい上クラスのもので十分かと。
ただ息子はマイクラでやたらとMODを入れたがるため、それなりに表示が速くなければいけません。
希望するMOD一覧
- 深コレ
- 艦これ
- 家具MOD
- 工業MOD
- 影MOD
- コクリコット
- 5つの難題MOD
- リアルトレインMOD
とにかくMODを使いたがるので、それらがモッサリせずヌルヌル動くようにならなければいけません。
今のところこのグラボで十分満足している様子なので、もしマイクラメインにグラボを選ぶならば、この程度で十分だということは覚えておいて欲しいです。
購入先:ドスパラ
ストレージ:SSD/Apacer AP240GAS340G-1 (240GB)
スペック | |
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接続 | SATA3 |
容量 | 240GB |
サイズ | 2.5インチ |
最大書込速度 | 520MB/s |
最大読込速度 | 550MB/s |
OSとブラウザ、マイクラ、Cities SkylineだけであればSSDは240GBで十分。
いずれ動画編集とかやりだして、容量が足りなくなった時に増設すればいいので、これで。
ちなみにSSDをメインストレージにはしていますが、セカンダリ以降はHDDにしようかと。
SSDはアクセスできなくなった際にデータがサルベージできない。
と、どこかで見かけたことがあるので、それならば大事な保存データはHDDにしまっておこうかと。
HDDの良いところは物理的に不具合が起こった場合・・・
音で分かる。
SSDだと、何の音もなく突然ブルースクリーンになったりするので、作成したデータは全てHDDに保存する方が良いわけです。
ちなみに今回のマザボはSATAが4つあり、すでに1つ使用しているため、空いているスロットは残り3つ。
が、電源など諸々のケーブルがケース内を占めているので、ここにHDDを固定するのは結構難儀です。
購入先:ドスパラ
電源ユニット:玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+
スペック | |
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統合出力 | 650W |
認証 | 80PLUS BRONZE |
対応規格 | ATX |
プラグイン | 対応 |
電源ユニットの80PLUS認証には、ブロンズ、シルバー、ゴールドとランクがあるのですが、正直どれでもいいと思います。
この玄人志向 KRPW-BK650W/85+ですが、プラグイン仕様のため配線がスッキリ!
あの、赤黒黄色ケーブルがワシャワシャとしていないので、内部がキレイに配線できます。
ただ、マザボに接続する電源ケーブルだけがものすごく太い。真っ黒で太い。
舞黒透は裏配線できるケースですが、このケーブルだけはキレイに収まりませんでした。
購入先:Amazon
モニター:ASUS ゲーミングモニター 24インチ VP248H
スペック | |
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【走査周波数】 | |
アナログ | 水平/垂直 水平24~84 KHz/ 垂直50~75 Hz |
デジタル | 水平/垂直 水平24~84 KHz/ 垂直48~75 Hz |
【入出力端子】 | |
デジタル入力 | HDMI x 1 |
アナログ入力 | D-sub15ピン x 1 |
オーディオ入力 | HDMIx 1、ステレオミニジャック×1 |
【搭載技術/機能】 | |
映像エンジンSplendid | 搭載 |
ASCRテクノロジー | 搭載 |
Trace Freeテクノロジー | 搭載 |
Quick Fit機能 | 搭載 |
VividPixel テクノロジー | 搭載 |
GamePlus機能 | Aimポインター、タイマー、FPSカウンター、アラインメント |
ブルーライトフィルター | 搭載 |
HDCP | 対応 |
【付属品】 | |
HDMI ケーブル X 1、電源ケーブルX1、クイックスタートガイド×1、保証書×1 |
とりあえずシンプルなものを選びました。後付けでスピーカーも用意する予定なのですが、それまで音無しというわけにもいかないのでスピーカー付きです。
音質はまあ、この手のモニターにありがちなペラッペラのやっすい音質です。はっきり言って、ここに音質を求めてはいけません。
それ以外は概ね満足のいくものですね。
ちなみにVESA規格対応なので、モニターアームにも付けられます。
これもいずれ2画面がいいとか言い出したら、その時にでも考えます。
購入先:Amazon
キーボード:HOKONUI ゲーミングキーボード ZK-G038
特筆するべきスペックなどないので、サイズだけ記載しておきます。
商品本体サイズ 43.99 x 12.99 x 4.99 cm
バリバリの中華製キーボード。とりあえずカラフルに光っていればそれでいいらしい。
打鍵感とか、キータッチの感触とか、音とか、打ちやすさとか、そんなこだわりは全く無し!
実はこのキーボードの前に、違う光るゲーミングキーボードを購入したのですが、バックスペースキーの利きが悪かったので返品して買い直したもの。
さすが中華製。
ちなみに最初からテンキーレスを使用させようかとも思ったのですが、それだと光るキーボードのチョイスが極端に減るので結果的にフルキーボードにせざるを得なかったという。
PC用のゲーコンも持っているには持っているのですが、ボタン配列の設定をするのが面倒なので、最初からマウスとキーボードで操作させています。
息子にとっては特に不便はないらしい(笑)
購入先:Amazon
マウス:【最新版】 ゲーミングマウス 光学式 usb有線 マウス X9 7色LEDライト 高精度ターゲティング 6段調節可能DPI 7ボタンカ 両利き使用対応 手首の痛みを予防 PUBG/荒野行動対応
これも光るマウスが良いとの事で、Amazonで適当に選んだマウス。
Amazonチョイスだったのと、息子にAmazonのページを見せたら「これがいい」と言ったからこれにしただけ。
通販でマウスを購入する際、実店舗と違いフィット感とか操作感とかを確認することが出来ないので、選ぶ基準はデザインメイン。
結果、大変お気に入りらしい。
これも特筆すべきスペックがないので、サイズと重量だけ記載しておきます。
商品本体サイズ 12.79 x 6.79 x 4.09 cm
商品の重量 126.00 グラム
購入先:Amazon
OS:Windows10 Pro
意外と知らない人が多いのですが、Windows10のOSはマイクロソフトで無料でダウンロードできます。
ダウンロードはこちら
ダウンロードもインストールも出来ますが、認証が必要です。
そこで必要になるのが「プロダクトキー」。
実はこのプロダクトキー、Win7のものでもOKなんです。
しかしうちにはWin7が余っていないので、別途プロダクトキーだけを購入します。
購入先はYahoo!ショッピング。
お値段、3,259円。
通常のWindows10 Proを購入すると20,541円(2020/07/02)
高っか!
私が購入したショップではちゃんと認証が通りましたので、ご入用の際はこちらがお勧めです。
おまけ:デスク/IKEA MICKE ミッケ/カラー:ホワイト, ライトターコイズ, 105×50 cm
もしあなたの子供に机を与えるのならば、私は迷わずイケアのミッケをお勧めします。
おすすめポイントその1:すっきりとしたデザイン
大人が使っても子供が使っても全く違和感のないシンプルなデザイン。
収納ユニットは左右どちらでも取り付けられるので、子供の使い勝手や設置する部屋の状況に応じて右か左を選ぶことが出来る。
おすすめポイントその2:ケーブル収納
配線に配慮されたデザイン。
天板に配線穴と長タップを置く棚が装備されているので、ごちゃごちゃしがちな配線周りがスッキリ!
100円ショップなどに売っているケーブルカバーも結束バンドも必要なし!
おすすめポイントその3:収納ユニット
収納ユニットはPC本体を設置することも考慮されて背面パネルが無い。
これはPCから出る排気熱を外に逃がすことが出来るので、いわゆる「熱暴走」を防ぐことが出来る。
しかも収納ユニットにPCを設置することで、とてもスマートなデスクになるのも良い。
もし子供の机を購入する予定があるのならば、ぜひイケアに行ってミッケのデスクを実際に見て触って欲しい。
感触も素晴らしい。
小学4年生が使う自作PCまとめ
今回の自作PC購入内訳は以下のようになっています。
PCケース:3,179円
CPU:20,980円
マザーボード:8,410円
メモリ:7,678円
グラフィックカード:8,800円
SSD:3,780円
電源ユニット:6,391円
モニター:13,094円
キーボード:2,450円
マウス:1,683円
OS:3,259円
合計:81,354円(税込)
PC本体、モニター、キーボード、マウス全て込みでこの価格なら十分。
やっすいPC組んだなーと思われるかもしれませんが、息子がゲームに使うだけなので、最初はこんなものでしょう。
いずれグラボ交換とかメモリ増設とか言い出すに違いなので、それまでゴリゴリに使い倒して欲しいですね。
ちなみに、一般的には父親がPCを組むと思われるだろうが、私の旦那はその辺まったく詳しくない人なんです。
では、私がPCを組んでいる間、彼はいったい何をやっていたのか?
その日の我が家の夕飯です。
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