構造化データ マークアップなんて、難しそうですよね。
ところが、Googleの公式サイトでは以下のように説明しています。
Google検索では、ページのコンテンツを理解するよう取り組んでいます。
ページに構造化データを含めて、ページの内容についての明白な判断材料を提供すると、Googleでそのページをより正確に理解できるようになります。
構造化データとは、ページに関する情報を提供し、ページ コンテンツ(たとえばレシピのページでは、材料、加熱時間と加熱温度、カロリーなど)を分類するための標準化されたデータ形式です。
ちょっと堅苦しい説明ですね。
こちらにかみ砕いて分かりやすい説明をされていたので、ご紹介します。
構造化データとは、HTLMで書かれた情報が何を意味するのかを、検索エンジンやその他クローラーに理解できるようタグ付けしたものです。
人間ならばWebページ見れば、その文字列が会社の名前であるとか、お問い合わせ電話番号であるとかが分かりますが、ロボットには理解することは困難です。
そこで、あらかじめ決められたフォーマットをもとに、そのような文字データ(data)をロボットにも理解できるよう構造化して(structured)記述したものが構造化データ(Structured data)です。引用:サクラサクラボ
つまり、構造化データ マークアップとは、Googleのロボットがページに書かれているコンテンツ内容を
正確に理解するためのマークアップ施策なのです。
サイト構造化のマークアップ形式は3つ
Google 検索では以下の形式の構造化データを使用できます。
- JSON-LD(推奨)
- microdata
- RDFa
読んでいて、ますます訳が分からないよ!と思われたのではないでしょうか?
Googleは「可能であれば、構造化データには JSON-LD を使用することをおすすめします。」と推奨していますので、JSON-LDでマークアップしていきます。
構造化データ マークアップに対応しているコンテンツは?
構造化データ マークアップは、schema.orgで設定されている項目になります。
リンク先が英語なので、以下に抜粋いたしました。
スキーマ(schema.org)の構成
スキーマは一連の「タイプ」であり、それぞれが一連のプロパティに関連付けられています。
タイプは階層的に配置されています。
コアボキャブラリーは、現在614種類、906のプロパティ、および114列挙値で構成されています。
schema.orgのコンテンツタイプ
クリエイティブ作品: CreativeWork 、 本 、 映画 、 ミュージックレコーディング 、 レシピ 、 TVシリーズ …
埋め込まれた非テキストオブジェクト: AudioObject 、 ImageObject 、 VideoObject
イベント
健康と医療の種類 : MedicalEntityの健康と医療の種類に関するメモ。
組織
人
場所 、 ローカルビジネス 、 レストラン …
商品 、 オファー 、 集計バッファ
レビュー 、 AggregateRating
アクション
Cocoonにもschema.orgは設置されています。
以下が、私の「リッチスニペットにちょうどいい表示をさせる画像の作り方」のJSON-LDマークアップです。
{
“@context”: “https://schema.org”,
“@type”: “Article”, ←ニュース記事や調査報告書などの記事。
“mainEntityOfPage”:{ ←記事のURLを指定します。
“@type”:”WebPage”,
“@id”:”https://kk-webbiz.work/rich-snippet-image/” ←指定したURL
},
“headline”: “リッチスニペットにちょうどいい表示をさせる画像の作り方”, ←見出し(記事タイトル)
“image”: {
“@type”: “ImageObject”,
“url”: “https://kk-webbiz.work/wp-content/uploads/2019/04/snipet-header.png”, ←スニペット表示に使われる画像
“width”: 696, ←画像の横幅サイズ
“height”: 431 ←画像の縦幅サイズ
},
“datePublished”: “2019-04-21T19:24:38+09:00”,
“dateModified”: “2019-04-21T19:24:38+09:00”,
“author”: {
“@type”: “Person”,
“name”: “Tan-kozuka”
},
“publisher”: {
“@type”: “Organization”,
“name”: “KK-WEBBIZ COMPANY”,
“logo”: {
“@type”: “ImageObject”,
“url”: “https://kk-webbiz.work/wp-content/themes/cocoon-master/images/no-amp-logo.png”, ←AMP用のロゴ(入力必須)
“width”: 206,
“height”: 60
}
},
“description”: “リッチスニペットに画像を表示させたい!と思いますよね。この画像を作るときに、意識的にデザインする方法を紹介しています。…”
}
</script>
さすがわいひらさん!(@MrYhira)とてもしっかりと記述してあります!
無料テーマでここまでなさってくれるとは!!本当にありがたいです!
最近のWordpressテーマには、すでにマークアップされるように記述があると思います。
(まれに、記述がない場合もありますね。)
※SIRIUSでの構造化データ マークアップは自力で入れなければなりません。
なお、構造化データが Google 検索結果に表示されるようにするには、
下記のガイドラインに準拠する必要があります。
警告: サイトが下記のガイドラインのいずれかに違反している場合、
Google ではそのサイトに対して手動による対策を実施する場合があります。問題を修正した後、サイトの再審査をリクエストできます。ガイドライン
参照:https://developers.google.com/search/docs/data-types/article?hl=ja
構造化データ マークアップのまとめ
ここで注意しなければならないのは、構造化データをマークアップをしたからと言って、
必ずリッチスニペットで検索結果に表示されるわけではないと言うことです。
しかし、リッチスニペット表示になった場合、クリック率(CTR)が上がることは、以前から実証されています。
商品名でのGoogle検索結果で、物販(Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング)サイトのレビューレート(★の数)が表示されていますが、あれはいくつかの項目を全て記入しなければならないので、相当大変です。
それよりも、 “@type”: “Article”, でマークアップを行った方がベターだと考えています。
Googleもschema.orgをサポートすると公言していますし、
しっかりと構造化データのマークアップはしておく方が良いですね。
構造化データマークアップ支援ツールを使ってみるならこちら↓
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