メインPCのスペックがいよいよ限界にきていると感じたので、マザボとCPUを交換することにしました。
今回、良く調べもしないで購入したため、色々細かくやらかしたので、備忘録も兼ねてレビューします。
私のBTOパソコンは、ただ私と相性が良いという理由だけで「ドスパラ」一択。
今回チョイスした商品は以下3点のドスパラおすすめセット。
- CPU:AMD Ryzen 5 3600 BOX (AM4/3.6/35M/C6/T12/65W)
- マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (B450 AM4 mATX DDR4)
- メモリ:GSK F4-2400C15D-16GNT (DDR4 PC4-19200 8G×2)
メインPCのケースはスリムタワーで、マザボはMicroATX。
CPUは昔からAMDを好んで使用していたため、今回もAMDです。
ちなみに、今回選んだCPUにはグラフィックボードが必須となるので、これは以前から使用していたものを再利用しました。
※AMDでもグラフィック機能が搭載されているCPUもありますが、それは品番にGが付いているモデルのみです。
Ryzen 3 3200G BOX
参照ドスパラ
やらかしたこと その1:マザボサイズが合わない
今回購入したマザボはメモリスロットが4基搭載されています。
それまで使用していたマザボは2基搭載。
というわけで、購入したマザボのサイズが大きくて、ケース内に収まらないという割と致命的に近いミスをやらかしました。
返品しようにも初期不良じゃないし、私の凡ミスなので、致し方なしに家に余っていたDellのVostro 430aを使うこと。
早速、Vostro430aにマザボを乗せてみたら、サイズはピッタリ。ビス位置ももちろんバッチリ!
これでようやく次の作業に行ける!と思ったら、手を進めていくうちにある事に気が付きました。
やらかしたこと その2:ケーブルの長さが足りない
DellもBTOパソコンなので、配線もきっちり自社のマザボに合うように設計されています。
そこへ市販のマザボに交換するとどうなるか?
マザボに接続するための色々な接続ケーブルが短くて、マザボのコネクタに届かない・・・。
今回、フロントパネルとCPUファンのケーブルが足りなくて「あぁ・・・。」と思わずため息が出てしまった。
どうやってもケーブルが届かないので、AmazonでCPUファンの延長ケーブル(30cm)とジャンパケーブルをAmazonで追加購入。
CPUファンの延長ケーブルはともかく、ジャンパケーブルは数本しか使用しないのですが、値段が安かったので40本セットを購入。
自作PCを何度か組み上げている人には分かるかと思いますが、このジャンパピンを接続するのが本当に本当に面倒くさい。
どのくらい面倒かというと、11ピンのコネクタに1本1本接続していかねばならないのです。
機能別に挿す場所が決まっていて、さらにプラスとマイナスも決まっていて、ゆえに、11ピン分を全部を延長ケーブルで間違えないように接続しなければならないのです。
ええ、慎重に1本1本間違えないように挿していきました。
延長部分にテープで固定して完成です。
これでケーブルは全て所定のピンに挿しこめました。良かった良かった…。
やらかしたこと その3:CPUをソケットに固定する時に・・・
マザボのCPUファンを付ける時は、CPUファンによってやり方が異なります。
はめ込むだけのタイプもあれば、ネジで固定するタイプもあります。
今回はネジで固定するタイプだったのですが、CPUファンを乗せてネジを締めても締まらない。
くるくるくるくると空回りして、しっかりとはめ込んだ感がなかったのです。
「あれ?」と思って確認してみたら、なんとネジがネジ穴に届いていない。
実はこのネジ穴、ボードの裏側から押し出して、CPUファンのネジを留めるという手間のかかる子だったんです。
結局、せっかくコネクタに挿しこんだケーブルを全て取り外し、PCケースからマザボを外し、CPUファンを取り付けた後に再度マザボをPCケースに取り付けるという、二度手間をかけてしまった…。
きちんと確認していれば…。確認重要です!
他にもマウントベイが3.5インチのみなのでメインのSSDはケーブルに繋がれたまま宙に浮いているような状態になるし(ステーも付けてない)、かなり適当で雑に仕上がりました。
こんなに適当に組み上げても安定して動作している上に、Photoshopもサクサク快適に動くし、chromeのタブを数十個開いても落ちないしで、実に・・・快適☆
CPU:AMD Ryzen 5 3600 BOX (AM4/3.6/35M/C6/T12/65W)のレビュー
ドスパラで単品購入すると価格が21,800円+税(2020/05現在)。
スターレーティングは★★★★★と最高値。
レビュー数も40人超と、結構な人数が5つ星を付けているので信用度は高いです。
これまでのCPUがレガシーなモノなので、比較したらそれはもう圧倒的に3600の方が速いに決まっています。
私の場合、画像処理がメインなので、重たいと評判のPhotoshopの処理スピードは言う事無し!
ちなみに、Photoshopでの作業は「Web用の画像作成や加工」が9割を占めるので、解像度も72と低めです。
それでも色数が多い画像やサイズの大きい画像を扱うと、やはり負荷はかかります。
特にAmazon用の画像を作る時は、サイズ:1200×1200 pixel、解像度72、カラーモード:RGB 8bitのPhotoshop設定で多重レイヤーとフィルターかけまくり、フォント使いまくりで作っていくので、マシンへの負荷は大きいです。
が、それを感じさせないほどのスムーズな動作。
マルチタスク時も快適で、Chrome、Fire Fox、Photoshop、Bridge、Crrescent Eve、Xmind、オクトパースを同時に走らせててもサクサク動きます!
私の使い方では、CPUのポテンシャルの半分くらいしか発揮していないであろうと思われるのですが、
おそらくフォートナイトやマインクラフトなどのオンラインゲームをやれば、体感的に満足いくと思います。
CPUファンが少し心許ないとドスパラの商品レビューにありましたが、発熱量も今のところ問題なし。
夏になったらPCケースの側面パネルを外して、外から風を当てるかもですが。
負荷の掛かる動画編集やゴリゴリとゲームをするならば、もう少し強力なCPUファンを付けた方が良いかも。虎徹あたりがいいのかな?と。
CPUファンのネジ留めさえなければ、Ryzen 5 3600はほぼ満足のいくCPUだと思います。
マザーボード:ASUS TUF B450M-PLUS GAMING (B450 AM4 mATX DDR4)のレビュー
今回のマザボはゲーミング仕様だけあって、とにかく見た目がかっこいい。オールブラックでしかもAURA SYNC対応。
※AURA SYNCとは、対応するすべてのデバイスの LED を同期制御することができる機能です。
AURA SYNC 機能では、マザーボード、グラフィックスカード、マウス、キーボードなどの AURA SYNC 対応製品の LED を1つのソフトウェアで同期、制御することができます。同期させたデバイス間で流れるような美しい光の演出を行うことも可能です。
ゴツイ感じだけど、とにかくかっこいい。
AURA SYNC対応なので、電源入れたら内部に仕込まれたLEDがレインボーカラーに光る。
控えめにゲーミングPCっぽさをアピールしている。
残念ながら今回組み込んだDell Vostroは味もそっけもない真っ黒な筐体だけに、サイドパネルをアクリルに交換しようかと思ったほど。
それはともかく、今回組み込んだDell Vostroの筐体では、フロントパネルのケーブルがあと少しというところで届かなかった。
CPUファンのコネクタもメモリスロット側に付いていたので、ケーブルが届かない…。
この2点はどちらも延長ケーブルで対処済み。問題なく動作しているので、他社のBTOパソコンに組み込む際は確認した方が良いかも。
その他、基盤のどの位置に何が付いているかは下記メーカーサイトでカッコよく説明されています。
https://www.asus.com/jp/Motherboards/TUF-B450M-PLUS-GAMING/
Ryzen 5 3600との相性もばっちりなので、自作でゲーミングPCを組み上げたいならばこのセットで十分。
メモリは8Gしか積んでいません。2スロットが空いてますが、今後もう少し乗せた方が良いと判断した時に足そうと思います。
グラフィックボードはかなり昔のNVIDIA GeForce 310。
HDMIでつないでいますが、これも古い型の割にいい仕事をしているので、現状このまま。
ゴリッゴリにゲームをするならば、もちろんハイエンドのものを選んだ方が良いです。
まとめ
今回選んだCPUとマザーボードはどちらもゲーミング仕様でしたが、グラフィックOK、一般ユースでもOK、オフィス系もOK、マルチタスクもOK。
インテルからの乗り換え、7年以上前のAMDからの乗り換えなら、AMD Ryzen 5 3600 BOX+ASUS TUF B450M-PLUS GAMINGで十分だと思います。
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